仁丹の前期業績は価格転嫁など奏功し一転最終増益へ、期末配当も増額修正
森下仁丹<4524.T>はこの日の取引終了後、23年3月期の連結業績に関し、売上高が計画の100億円から113億円(前の期比18.2%増)、最終利益が2億3600万円から4億9000万円(同73.1%増)に上振れて着地したようだと発表した。最終利益は減益予想から一転して増益となる見込み。また、これまで37円50銭としていた期末一括配当は40円(前の期末比2円50銭増配)に増額した。
ジェネリック医薬品分野で昨年6月に販売を開始した高脂血症用剤の売り上げが想定を上回った。原材料やエネルギー価格の上昇分の価格転嫁により、フレーバーカプセルの売り上げが当初の予想を超える伸びとなったことも奏功する。
出所:MINKABU PRESS
ジェネリック医薬品分野で昨年6月に販売を開始した高脂血症用剤の売り上げが想定を上回った。原材料やエネルギー価格の上昇分の価格転嫁により、フレーバーカプセルの売り上げが当初の予想を超える伸びとなったことも奏功する。
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