富士急、前期経常を28％上方修正

　富士急行 <9010> [東証Ｐ] が4月10日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の31.2億円→40億円(前の期は4.8億円)に28.2％上方修正し、増益率が6.4倍→8.2倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.1億円→21.9億円(前年同期は2.6億円)に67.0％増額し、増益率が5.0倍→8.3倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　10月の入国制限の大幅緩和によりインバウンド需要が堅調に推移したことに加え、政府の全国旅行支援等によるレジャー需要の回復を受け、運輸業、レジャー・サービス業を中心に国内外の利用者が順調に推移したことにより、営業収益及び各利益が当初予想を上回る見通しとなったため、2022年５月11日に公表いたしました通期（2022年４月１日～2023年３月31日）の連結業績予想を修正することといたしました。（注）本資料に記載されている業績見通し等は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因によりこれらの予想値とは異なる可能性があります。