◆ 米国債利回りはさらに低下も、下値は限定的…
昨日発表の米経済指標も芳しいとはいい難く、米10年債利回りは“さらに低下(→3.26%)”する場面が見られました。
しかし昨日の反応は前日までの“金利面→ドル売り”ではなく、“センチメント悪化→リスク通貨売り”でした。
このため“130.611円”へとさらに下落する場面こそ見られたものの、想定したようにドル円は“下値は限定”されました。
◆ ここからは“流動性低下”に備えた動きも…?
マーケットの注目は明日の「米雇用統計」に集まっていますので、本日は“新たなポジション形成”は手控えられやすいと見られます。
このため“動意は乏しい”、少なくとも“一方向への動意は限定的”と見るのが自然ということになります。
ただし今週末は「米・欧の連休(イースター)」となりますので、“流動性低下”は否めないところがあります。
そうした中で行われる「米雇用統計」は“急変動(乱高下含む)”の可能性が否めず、その前には“ポジションの軽減(調整)”は必須と見るのが妥当…?
「米国債利回り」の行方次第といった点は変わりませんが、冒頭で記したようにマーケットの捉え方も変化しました。
「下げ止まらなければ…?」との懸念は常に頭をよぎりますが、それでも「すでにいい水準まで低下した」との見方を継続して、神経質なマーケットと対峙したいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
133.563(100日移動平均線)
133.168(4/4高値、ピボットハイブレイクアウト)
133.083(50日/20週移動平均線、大台)
132.555(4/3~4/5の61.8%戻し)
132.498(ピボット2ndレジスタンス)
132.295(20日移動平均線)
上値5:132.184(4/3~4/5の50%戻し、日足・一目均衡表先行スパン下限)
上値4:132.082(日足・一目均衡表転換線、大台)
上値3:131.918(ピボット1stレジスタンス)
上値2:131.844(4/5高値、4/3~4/5の38.2%戻し)
上値1:131.553(4/5高値後の76.4%戻し)
前営業日終値:131.339
下値1:131.034(-1σ、4/5安値後の50%押し、大台)
下値2:130.913(4/5安値後の61.8%押し)
下値3:130.694(週足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット1stサポート)
下値4:130.611(4/5安値)
下値5:130.407(3/28安値)
130.000(大台、ピボット2ndサポート)
129.641(3/24安値、-2σ)
129.452(ピボットローブレイクアウト)
129.158(月足・一目均衡表基準線)
《10:45》
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