やはり一巡後は…!? - ドル円

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最新投稿日時:2023/03/31 11:08 - 「やはり一巡後は…!? - ドル円」(武市佳史)

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やはり一巡後は…!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2023/03/31 11:08

◆ 基本は“膠着”も、本日に入って… - “133円台”回復


「金融システムへの懸念」は、さらに緩んでいます。
このため“リスク回避の巻き戻し”は続いており、昨日は“リスク通貨買い”そして“逃避通貨売り”も継続しました。

一方で「期末・年度末に絡む特殊要因」に関しては、“一山越した”との認識が先行しつつあります。
このため“利益確定売り”も入りやすく、想定したように「下値は堅いが、上値も重い」を強いられました。
こうして“133円手前”で押さえられ、しかし“132円前半”では支えられるを続けましたが、本日に入ってからにわかに“円売り”が台頭する場面が見られました。
こうして昨日は上値を押さえられたものの、本日東京タイム序盤には“133.501円”へと駆け上がる動きが見られています。

◆ ただ“仕掛け的な動き”と見られるだけに…?


“133円ライン”付近に展開する「ドル売りオーダー」を狙った“仕掛け的な動き”とは見るものの、昨日想定した“上値の重さ”を意識する展開は覆された格好であるのは事実です。
そうなると“もう一段の上値追い”への期待も高まろうかということになりますが、一方で前記したように「期末・年度末に絡む特殊要因」は後退しつつあります。
…となれば“もう一段の上値追い”となったとしても、一巡後は“その反動”が入りやすいと見るのが妥当…?

◆ テクニカル的には、まだ“分水嶺真っただ中”…!?


“日足・一目均衡表の雲(本日は132.703-133.154円)”が切り上がっていますので、テクニカル的にはまだ“分水嶺の真っただ中”という状況に変化はありません。
イメージとしては“上振れ→さらなる上値追い”ということになりますが、ここから先は“容易ではない”との認識で臨みたいところです。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

134.749(3/8~3/24の61.8%戻し)
134.000(大台)
133.901(100日移動平均線)
133.822(3/16高値、日足・一目均衡表基準線、3/8~3/24の50%戻し、ピボットハイブレイクアウト)
上値5:133.718(3/17高値)
上値4:133.514(20週移動平均線)
上値3:133.313(20日移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:133.154(日足・一目均衡表先行スパン上限)
上値1:132.997(3/22高値、3/30高値、50日移動平均線、週足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス、大台)
前営業日終値:132.698(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値1:132.441(3/30安値後の押し目)
下値2:132.282(ピボット1stサポート)
下値3:132.198(3/30安値、3/24~3/30の23.6%押し)
下値4:132.000(大台、ピボット2ndサポート)
下値5:131.684(3/24~3/30の38.2%押し)
131.571(日足・一目均衡表転換線、ピボットローブレイクアウト)
131.294(3/24~3/30の50%押し、-1σ)
131.000(大台)
130.904(3/24~3/30の61.8%押し)
130.753(3/29安値)
130.407(3/28安値、3/24~3/30の76.4%押し)

《10:45》

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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