東北電や北陸電が軟調、家庭向け電気料金の値上げ先送りを巡る報道が重荷◇
東北電力<9506.T>や北陸電力<9505.T>が軟調に推移している。家庭向けの電気料金の値上げ時期の先送りを巡る報道を受け、業績への悪影響を懸念した売りが継続しているようだ。両社とともに4月からの値上げを申請していた中国電力<9504.T>、四国電力<9507.T>、沖縄電力<9511.T>も安い。
前週末の24日の取引時間中、大手電力会社による家庭向け電気料金の4月からの値上げについて、岸田文雄首相が厳格な審査を指示したと伝わった。更に時事通信は同日夜、東北電など「電力大手5社が経済産業省に申請した家庭向け規制料金の引き上げ時期が4月から5月以降にずれ込む見通しであることが24日、分かった」と報じた。燃料費の見積もりや経営効率化に向けた取り組みを審査するための十分な時間を確保するためという。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
前週末の24日の取引時間中、大手電力会社による家庭向け電気料金の4月からの値上げについて、岸田文雄首相が厳格な審査を指示したと伝わった。更に時事通信は同日夜、東北電など「電力大手5社が経済産業省に申請した家庭向け規制料金の引き上げ時期が4月から5月以降にずれ込む見通しであることが24日、分かった」と報じた。燃料費の見積もりや経営効率化に向けた取り組みを審査するための十分な時間を確保するためという。
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