ここから先が“本丸”…!? - ドル円

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最新投稿日時:2023/02/22 10:53 - 「ここから先が“本丸”…!? - ドル円」(武市佳史)

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ここから先が“本丸”…!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2023/02/22 10:53

◆ “ドル買い”優勢… - 再び“135円台”へ


「米利上げ長期化」への思惑は、さらに強まる格好となりました。

昨日発表の「米製造業/サービス業PMI」は、いずれもが“前月・事前予想を上回り”ました。
特にサービス業には好況/不況の境目(50)をわずかながらも“8ヶ月ぶりに回復(50.5)”しており、そうした思惑は一段と強まる格好となっています。
その後に発表された「米中古住宅販売件数」は“12ヶ月連続の減少(400.0万件)”となるなど、まだまだ“好悪混在”という状況は続いていますが、「金利先高観」をテーマとする“ドル買い”は強まっているのが実状といえます。
こうして米株式が“下落(NYダウは△697ドル)”となる中、米10年債利回りは“上昇(→3.95%)”し、そしてドル円は“135.227円”へと駆け上がっています。

◆ ただしここからが動きづらい…?


こうして再び“135円台”へと顔を覗かせたわけですが、一方で本日は「FOMC議事要旨」、さらに週末には「日銀総裁人事の所信聴衆」が行われる予定となっています。
思惑先行で動いてはいるものの、それらを確認するまでは“新たなポジション形成”は手控えられやすいと見るのが自然…?

“(動くなら)上方向”との見方に大きな変化はありませんが、目先はまだ“(上値追いは)容易ではない”と考えておくべきかもしれません。
もっとも“崩れる”には至らないという認識は、何ら変わりませんが…。

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

137.468(22/12/20高値、100日移動平均線、日足・一目均衡表先行スパン上限)
136.981(200日移動平均線、大台)
136.671(22/10/21~23/1/16の38.2%戻し)
136.546(20週移動平均線、ピボットハイブレイクアウト)
上値5:136.000(大台)
上値4:135.879(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:135.799(+2σ)
上値2:135.447(ピボット1stレジスタンス)
上値1:135.227(2/21高値)
前営業日終値:135.016(大台)
下値1:134.714(50週移動平均線、2/17高値後の61.8%戻し)
下値2:134.364(ピボット1stサポート)
下値3:134.144(2/21安値)
下値4:134.000(大台)
下値5:133.915(2/17-20安値、2/10~2/21の23.6%押し)
133.825(+1σ)
133.713(ピボット2ndサポート)
133.617(2/16安値)
133.281(ピボットローブレイクアウト)
133.157(2/10~2/21の38.2%押し)
133.000(大台)
132.530(2/15安値、日足・一目均衡表転換線、2/10~2/21の50%押し)

《10:40》

武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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