◆ 一時“ドル全面高”も… - “134円台”継続
昨日の「米PPI&新規失業保険申請件数」も共に“事前予想を上回り”、「米利上げ長期化」への思惑は増幅しました。
さらに『前回利上げは0.50%が適切だった(メスター・クリーブランド連銀総裁)』『3月0.50%利上げを支持する可能性(ブラード・セントルイス連銀総裁)』等の発言も、昨日は加わりました。
このため一時は“ドル全面高”の様相を示し、ドル円は“134.462円”へと上値を伸ばす場面が見られました。
もっとも前日までのような“イケイケどんどん”の動きにつながることはなく、その後は“利益確定売り”にて上値が押さえられて、昨日の取引を終えています。
◆ 期待は募るが、懸念も多い…?
「米利上げ長期化」の増幅のみならず、「米年内利下げ」の思惑後退を考えれば、“もう一段の上値追い”はあってしかるべしと考えるのが自然です。
しかし“日足・一目均衡表の雲内(本日は132.661-138.645円)”というテクニカルは、いつ“上値の重さ”が露呈してもおかしくない状況といえます。
さらに“心理的な節目(135円)”が迫っている状況である中、本日は「米3連休(20日は米プレジデント・デーで休場)」を控えた週末であります。
“仕掛け的な動き”が入ったとしても、最終的には“利益確定売り”が入りやすい…?
基本的には“高止まり”、場合によっては“もう一段の上値追い”とは考えますが、引き続き“(ここから先は)容易ではない”との意識を持っておきたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。
136.930(200日移動平均線、大台)
136.671(22/10/21~23/1/16の38.2%戻し)
136.000(大台)
135.243(ピボットハイブレイクアウト)
上値5:135.000(大台)
上値4:134.852(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:134.765(1/6高値)
上値2:134.462(2/16高値、+2σ)
上値1:134.365(50週移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:133.943(大台)
下値1:133.617(2/16安値、ピボット1stサポート)
下値2:133.333(2/14~2/16の38.2%押し)
下値3:133.162(ピボット2ndサポート)
下値4:132.984(2/14~2/16の50%押し、大台)
下値5:132.880(+1σ)
132.685(2/10~2/16の38.2%押し、2/14~2/16の61.8%押し、ピボットローブレイクアウト)
132.530(2/15安値)
132.347(週足・一目均衡表転換線)
132.136(2/10~2/16の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
131.962(日足・一目均衡表先行スパン下限、50日移動平均線、大台)
131.586(2/10~2/16の61.8%押し)
131.506(2/14安値)
《11:15》
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