オーバル、今期経常を34％上方修正・32期ぶり最高益更新へ

　オーバル <7727> [東証Ｐ] が2月3日大引け後(15:30)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の8.2億円→11億円(前期は4.6億円)に34.1％上方修正し、増益率が74.8％増→2.3倍に拡大し、32期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.5億円→5.3億円(前年同期は2.1億円)に2.1倍増額し、増益率が14.6％増→2.4倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高は、前回予想を若干上回る見込であります。　利益面につきましては、原材料費の高騰の最中ではありますが、徹底した調達コスト削減などにより、前回予想よりさらにその影響が小さくなる見通しであります。また、好調な受注に支えられて製作案件の比率が増加し、工事案件の比率が減少したこと、外部委託していた一部の生産プロセスについて、自社生産化を推進し工場稼働率が向上した結果、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも前回予想を上回る見通しとなりました。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、今後の様々な不確定要素により実際の業績は予想数値と異なる場合があります。