藤商事、今期経常を2.1倍上方修正

　藤商事 <6257> [東証Ｓ] が2月3日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は46.2億円の黒字(前年同期は24.3億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の15億円の黒字→31億円の黒字(前期は5.9億円の赤字)に2.1倍上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の11.6億円の赤字→4.3億円の黒字(前年同期は27.8億円の黒字)に増額し、一転して黒字に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の19.5億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.2％→20.0％に急上昇した。

株探ニュース