ミスミＧ、今期経常を一転5％減益に下方修正、配当も4.85円減額

　ミスミグループ本社 <9962> [東証Ｐ] が1月27日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比6.7％減の392億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の576億円→500億円(前期は525億円)に13.2％下方修正し、一転して4.8％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の300億円→224億円(前年同期は238億円)に25.3％減額し、一転して5.6％減益計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の36.94円→32.09円(前期は33.04円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比12.4％減の116億円に減り、売上営業利益率は前年同期の14.6％→12.2％に低下した。

株探ニュース