ジャフコGは売り買い交錯、自社株TOBに旧村上ファンド系が全株応募◇
ジャフコ グループ<8595.T>は売り買い交錯。25日取引時間終了後、同日まで実施していた自社株TOB(株式公開買い付け)に、旧村上ファンド系の投資会社であるシティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)らが保有する全株式を応募したことを確認したとし、買収防衛策を廃止すると発表した。あわせて開示した23年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結決算は、最終利益が前年同期比3.3倍の446億4100万円だった。シティの応募に伴って同社株の需給面での思惑が後退すると受け止めた投資家の売りが出たものの、大幅な最終増益となったことを好感した買いも入り、株価は一時プラスに転じる場面があった。
投資先の新規IPOが4件となり、キャピタルゲインが低水準となったことから、営業損益は4億3700万円の赤字(前年同期は152億6500万円の黒字)となった。一方、野村総合研究所<4307.T>の売却益を計上したことが最終損益を押し上げた。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
投資先の新規IPOが4件となり、キャピタルゲインが低水準となったことから、営業損益は4億3700万円の赤字(前年同期は152億6500万円の黒字)となった。一方、野村総合研究所<4307.T>の売却益を計上したことが最終損益を押し上げた。
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