スーパーＶ、今期最終を一転赤字に下方修正、配当も無配転落

　スーパーバリュー <3094> [東証Ｓ] が1月16日昼(11:30)に決算を発表。23年2月期第3四半期累計(3-11月)の最終損益(非連結)は14.4億円の赤字(前年同期は3.5億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の0.5億円の黒字→16.6億円の赤字(前期は8.2億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の最終損益も従来予想の11億円の黒字→6.1億円の赤字(前年同期は7.2億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　業績悪化に伴い、従来10円を計画していた期末一括配当を見送り、無配転落(前期は5円)とする方針とした。

　直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の最終損益は3.9億円の赤字(前年同期は2.4億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-1.2％→-2.4％に悪化した。

株探ニュース