決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】引け後 … グッピーズ、出前館、エヌピーシー (1月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の1月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.4　出前館 <2484>
　23年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常損益は42.2億円の赤字(前年同期は89.6億円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.5　ダイケン <5900>
　23年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比48.5％増の2.9億円に拡大し、通期計画の5.5億円に対する進捗率は5年平均の45.9％を上回る53.5％に達した。

★No.7　日本色材 <4920>
　23年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常損益は7100万円の黒字(前年同期は1億9400万円の赤字)に浮上したが、通期計画の1億円に対する進捗率は71.0％にとどまり、5年平均の81.8％も下回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<5127> グッピーズ 　　東Ｇ 　 +28.69 　　1/11　　　1Q　　　　　－
<6255> エヌピーシー 　東Ｇ　　 +9.07 　　1/11　　　1Q　　　　赤拡
<6552> ゲームウィズ 　東Ｓ　　 +8.47 　　1/11　　上期　　　　0.00
<2484> 出前館 　　　　東Ｓ　　 +8.27 　　1/11　　　1Q　　　　赤縮
<5900> ダイケン 　　　東Ｓ　　 +3.66 　　1/11　　　3Q　　　 48.48

<6469> 放電精密 　　　東Ｓ　　 +1.47 　　1/11　　　3Q　　　　赤転
<4920> 日本色材 　　　東Ｓ　　 +0.25 　　1/11　　　3Q　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース