セキチューが年初来安値を更新、設備投資「当初の計画を上回る水準」を嫌気

　セキチュー<9976.T>が売られ、１２月５日につけた年初来安値を更新した。２８日取引終了後に発表した２３年２月期第３四半期累計（２月２１日～１１月２０日）の決算は、最終利益が５億７０００万円だった。収益認識に関する会計基準の適用で、前年同期と比較した増減率の記載はない。通期の最終利益は４億円の見通し。第３四半期累計の実績はこれを上回ったものの、今後は店舗改装などの設備投資を当初の計画を上回る水準で実施する方針を示しており、今後の費用増を懸念した売りが出たようだ。

出所：MINKABU PRESS