【アラーム分析ランキング】
例年通り、有価証券報告書に記載された財務諸表をアラーム管理システムにて分析した結果をお送りします。
<アラーム管理システムとは>
2期分以上の財務諸表(BS、PL、脚注)から、企業を100点満点で評価。
40点以下を「資金繰りの破綻リスクが高い」と評価する。
詳細については、下記URLをご参照ください。
ALOXALOXALOXALOXALOXALOXALOXALOXALOXALOX
<アラーム管理システムとは>
https://alox.jp/sevices/alarm/
ALOXALOXALOXALOXALOXALOXALOXALOXALOXALOX
【下位49社と100点企業】
下位49社と100点企業の全データは下記URLをご参照ください。
https://alox.jp/dcms_media/other/221122ranking.pdf
【データについて】
<データ件数> 3519社
<データ作成方法>
EDINETから入手した財務情報をアラーム管理システムにて分析して作成
<データ抽出条件>
(1)最新決算年月が2021年3月から2022年2月までのデータ
(2)連続した決算書は3期分以上
(3)連結と単独の決算が両方ある場合は、連結を優先
(4)アラームの分析対象外業種(銀行、生損保、証券)は除く
※ 毎年の掲載企業数が違うのは、同率ランクの企業数等の影響で、キリの良い数字の抽出が難しいためです。今年は、キリの良い数字ではありませんが、55社とさせて頂きました。
【評点分布の推移】
2022年配信 40点以下:331社 100点:10社
2021年配信 40点以下:275社 100点:10社
2020年配信 40点以下:216社 100点:17社
2019年配信 40点以下:180社 100点:12社
2018年配信 40点以下:184社 100点:10社
2017年配信 40点以下:177社 100点:11社
2016年配信 40点以下:169社 100点:8社
昨年の配信時に比べると、40点以下の企業は56社増加した。
【下位49社の傾向】
49社中、25社は赤字が常態化※している。
49社中、25社はコロナが直撃している業界(小売り、ホテル、旅行、エンターテインメント)である。
49社中、17社が昨年もランクインしていた。
また、税制上のメリットを得るために、資本金を1億円以下に減資する企業もあった。
※3期連続赤字の会社を「赤字の常態化」と定義。
【総括】
コロナの負の影響から回復基調にあった企業は、エネルギーや原材料の高騰により、再び苦境に直面している。
円安は、インバウンドの回復という観点では好影響かもしれないが、コロナ前のように、多くの外国人が日本を訪れるようになるには、時間がかかる。
少なくとも、日本人がマスクを外したコロナ前の生活習慣に戻ることが先にあるべきで、それ以降にはじめて、インバウンドの需要が伸び、さらに日本人の海外渡航も増える、と考えるのが自然だろう。
となると、今しばらく、コロナ直撃企業の業績は“保守的”に考えざるを得ない。
──────────────────────────────
【注意】本コンテンツは各種情報の提供を目的としております。各種情報の内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。記載された情報を使用することにより生じたいかなる損害についても、当社は一切責任を負いかねます。また、本コンテンツに記載された意見・見通しは表記時点での私見を反映したものであり、今後変更されることがあります。
──────────────────────────────
最新人気記事
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 05:30
-
今日 04:30
-
今日 03:30
-
今日 02:30