ポラリスHD Research Memo(2):スターアジアグループとして成長加速しているホテルオペレーター(1)

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最新投稿日時:2022/12/23 15:02 - 「ポラリスHD Research Memo(2):スターアジアグループとして成長加速しているホテルオペレーター(1)」(フィスコ)

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ポラリスHD Research Memo(2):スターアジアグループとして成長加速しているホテルオペレーター(1)

配信元:フィスコ
投稿:2022/12/23 15:02
■会社概要

1. 会社概要と沿革
ポラリス・ホールディングス<3010>は、世界ブランド「Best Western(R) Hotels & Resorts」の国内展開権利を持ち、「バリュー・ザ・ホテル」「KOKO HOTELS」を含め31棟、5,682室(2022年10月末現在)のホテルを運営するホテルオペレーターである。2018年10月以降、独立系の投資運用グループであるスターアジアグループと資本業務提携し、新たなマネジメント体制の下、成長を加速している。

同社は1912年(大正元年)に創業し、100年以上の歴史を持つ。当時の社名は上毛撚糸(じょうもうねんし)株式会社であり、群馬県で製糸業を営み業界大手の一角を占めていた。繊維不況を経て、1973年に不動産業に参入。その後不動産業がメインとなり、2006年に東京証券取引所の所属業種を「繊維」から「不動産」に変更、2008年には価値開発株式会社に社名を変更した。同年、フィーノホテルズを子会社化したことで「Best Western(R) Hotels & Resorts」のエリア開発会社となり、ホテル事業の足掛かりを築く。リーマンショックで不動産市況が悪化し、不動産事業主体からホテル事業にシフトした。2011年3月期にはホテル事業が不動産事業の売上高を逆転。2012年には東日本大震災復興支援プロジェクトの一環として「バリュー・ザ・ホテル」を開業。2015年には東京証券取引所の所属業種を「不動産業」から「サービス業」に変更した。2018年10月以降、独立系の投資運用グループであるスターアジアグループと資本業務提携を締結し、新たなマネジメント体制の下、新たな成長ステージに入った。

親会社であるスターアジアグループは、2007年にマルコム・エフ・マクリーン4世氏及び増山太郎(ますやまたろう)氏によって設立された非上場、独立系の投資運用グループである。主として米国の大学基金、財団や年金基金等の長期運用を志向する投資家の資金を、主に日本をはじめとする不動産関連資産によって運用する。様々なアセットタイプの不動産への直接的な投資はもとより、債権及び株式への投資を通じた不動産への投資など、他の不動産投資家とは一線を画す多面的なアプローチにより機動的に投資を行う特徴がある。これまでの不動産等への投資実績は、累計で9,400億円を超える。同社の持つホテル運営のノウハウと、スターアジアグループが保有する不動産投資や不動産証券化等のノウハウを活用することで、国内での「ベストウェスタンホテル」及び独自の新ブランド「KOKO HOTELS」の拡大や、新たな不動産投資・開発の機会を発掘し、事業ポートフォリオの拡大を図る。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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配信元: フィスコ

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