<動意株・19日>(前引け)=西松屋チェ、和田興産、オーナンバ

和田興産<8931.T>=大幅反発。前週末16日取引終了後、23年2月期の業績予想の修正を発表した。最終利益の見通しは20億円から24億円(前期比2.7%増)に上方修正した。減益予想から一転して増益の計画となったことに加え、配当予想の増額修正も行っており、これらを材料視した買いが入ったようだ。売上高の見通しは前期比微増の420億円で据え置いた。分譲マンション販売セグメントにおいて、個別プロジェクトの採算性が向上。販管費の抑制効果も表れるという。これまで22円としてきた期末配当予想は3円増額し、25円に見直した。年間配当は前期比7円増配の47円の見込みとした。
オーナンバ<5816.T>=ストップ高。前週末16日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について売上高を395億円から430億円(前期比16.4%増)へ、営業利益を15億5000万円から22億円(同99.3%増)へ上方修正すると発表。あわせて、8円としていた期末配当予想を14円にするとしており、これらを好感した買いが膨らんでいる。サプライチェーンの改善が想定以上に進んだことでワイヤーハーネス部門を中心に売り上げが増加したことに加え、円安による為替影響が業績を押し上げた。なお、年間配当予想は22円となり、前期実績の14円に対しては8円の増配となる予定だ。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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