■業績動向
2. 財務状況と経営指標
三菱総合研究所<3636>の2022年9月期の財務状況を見ると、総資産は前期末比14,947百万円増加の114,652百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産において売上、受注の増加及び収益認識会計基準等の適用の影響によって売掛金が5,779百万円、契約資産が14,561百万円増加した。また、短期資金運用目的の有価証券が5,000百万円増加した。一方で、棚卸資産が9,517百万円減少した。
負債合計は前期末比7,632百万円増加の43,500百万円となった。主な増加要因は、流動負債において未払費用が4,793百万円、未払法人税等が2,928百万円増加である。純資産合計は前期末比7,315百万円増加の71,151百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により、利益剰余金が6,971百万円増加したことによる。
経営指標を見ると、自己資本比率が5割を超えているほか、流動比率が244.5%、固定比率が64.6%と長短の手元流動性に問題がないことが窺える。このことから財務状況は良好であると言えるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
<SI>
2. 財務状況と経営指標
三菱総合研究所<3636>の2022年9月期の財務状況を見ると、総資産は前期末比14,947百万円増加の114,652百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産において売上、受注の増加及び収益認識会計基準等の適用の影響によって売掛金が5,779百万円、契約資産が14,561百万円増加した。また、短期資金運用目的の有価証券が5,000百万円増加した。一方で、棚卸資産が9,517百万円減少した。
負債合計は前期末比7,632百万円増加の43,500百万円となった。主な増加要因は、流動負債において未払費用が4,793百万円、未払法人税等が2,928百万円増加である。純資産合計は前期末比7,315百万円増加の71,151百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により、利益剰余金が6,971百万円増加したことによる。
経営指標を見ると、自己資本比率が5割を超えているほか、流動比率が244.5%、固定比率が64.6%と長短の手元流動性に問題がないことが窺える。このことから財務状況は良好であると言えるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎)
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