シライ電子、今期経常を一転15％増益に上方修正・最高益、配当も5円増額

　シライ電子工業 <6658> [東証Ｓ] が11月11日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の13.1億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の13億円→17億円(前期は14.7億円)に30.8％上方修正し、一転して15.2％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比57.8％減の3.8億円に大きく落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→15円(前期は10円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の7.7億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.8％→9.1％に大幅改善した。

株探ニュース