中日興、上期経常は黒字浮上で着地

　中日本興業 <9643> [名証Ｍ] が11月9日後場(14:20)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常損益(非連結)は2600万円の黒字(前年同期は1億1000万円の赤字)に浮上したが、通期計画の1億円に対する進捗率は26.0％にとどまり、5年平均の114.4％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常損益は7400万円の黒字(前年同期は800万円の赤字)に浮上する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常損益は3500万円の黒字(前年同期は2700万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-6.4％→3.0％に急改善した。

株探ニュース