三菱重を筆頭に防衛関連株が軒並み動意、北朝鮮の軍事的挑発が過激化◇
三菱重工業<7011.T>が反発し、5日移動平均線をサポートラインに上値指向を継続。また、石川製作所<6208.T>、豊和工業<6203.T>、細谷火工<4274.T>、東京計器<7721.T>といった防衛関連株に位置付けられる銘柄が、全般悪地合いの間隙を縫って上昇基調を強めている。北朝鮮が足もとで軍事的な挑発を激化させており、日本海に向けて立て続けに複数の弾道ミサイルを発射した。そのうち1発はICBM(大陸間弾道ミサイル)であることを米政府が断定したことで、にわかに地政学リスクの高まりが意識されている。直近では、北朝鮮が3日深夜に韓国との軍事境界線付近から日本海に向け約80発の砲撃を行ったことを韓国軍が確認したと発表し、改めて緊張が走った。東京市場でも有事リスクに対する思惑が関連株を刺激している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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