大同特鋼、今期経常を一転17％増益に上方修正・17期ぶり最高益、配当も20円増額

　大同特殊鋼 <5471> [東証Ｐ] が10月28日午前(10:40)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比17.2％増の240億円に伸び、従来の2.7％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の350億円→460億円(前期は392億円)に31.4％上方修正し、一転して17.3％増益を見込み、一気に17期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比17.5％増の219億円に伸びる計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の180円→200円(前期は180円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比46.0％増の127億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の7.0％→9.0％に改善した。

株探ニュース