未来工業の9月中間期、最終益3.3%減もコスト抑制効果などで計画上振れ
未来工業<7931.T>はこの日の取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表した。最終利益は前年同期比3.3%減の12億4100万円となったが、これまでの計画(9億7800万円)を上回って着地した。主力の電材・管材事業は5G関連の通信機器の電源工事に用いる工具などが増加したほか、価格改定の効果が表れた。原材料価格の上昇の影響を受けた一方で、コスト抑制への取り組みを進めたことも利益を下支えした。通期の業績予想については、国産ナフサ価格の高騰の影響などが想定されるとし、4月に公表した数値を据え置いた。
出所:MINKABU PRESS
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