シマノ、今期経常を8％上方修正・最高益予想を上乗せ

　シマノ <7309> [東証Ｐ] が10月25日大引け後(15:30)に決算を発表。22年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比31.8％増の1498億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1745億円→1885億円(前期は1525億円)に8.0％上方修正し、増益率が14.4％増→23.6％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の823億円→963億円(前年同期は786億円)に17.0％増額し、増益率が4.7％増→22.5％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比45.0％増の577億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の28.4％→27.8％に低下した。

株探ニュース