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最新投稿日時:2022/09/16 18:06 - 「相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!」(みんかぶ株式コラム)

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相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

著者:出島 昇
投稿:2022/09/16 18:06

<6293> 日精樹脂工業

四季報より 業種:機械。

【特色】射出成形機最大手で周辺機器、金型、部品等に展開。専用機は内製、汎用機は外注。海外強化

【復 調】国内は自動車向けなど射出成形機好調。欧米も経済活動再開し自動車、医療機器、生活関連容器向け受注が順調に回復。ロックダウン解消した中国も下期挽回。営業益復調。土地売却特益は剥落。記念配。

【環境対応】10月、世界最大のプラスチック産業展に木材や生分解性樹脂に対応した射出成形機を出展。中国で電気自動車やスマホなどIT関連機器製造向け受注好調。

2022年8月10日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+16.4%の30.00億円、経常利益+5.4%の31.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

2020年3月13日の742円でコロナ相場で底打ちとなり、3月27日に1042円まで自律反発し、ここでもみあって5月26日の987円の高値から再下落となり、7月13日の779円、7月31日の780円と2点底をつけて上昇を開始し、2021年3月29日に1066円まで上昇後、押し目をつけ4月9日の931円、5月13日の951円と2点底となり、ここから急騰し6月28日に1473円まで上昇して、ここでピークとなりました。そして8月12日の1467円の戻り天井から8月20日に1063円まで急落し、9月14日に1250円まで反発して下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で2022年6月20日の856円で底打ちとなって反発に転じています。
 

<4634> 東洋インキSCホールディングス

四季報より 業種:化学。

【特色】印刷インキ国内首位だが低採算。液晶パネル用顔料、樹脂、フィルムが収益源。医療分野にも進出

【下振れ】円安で売上高膨らむ。液晶向けやスマホ関連は下期にかけ軟調。通期で原燃料価格高。会社営業益は最善の価格対応前提で下振れ懸念。投資有証売却特益。23年12月期は需要底入れ、値上げも浸透。

【合理化】赤字体質の祖業、国内情報用インキは、23年1月に販社など6社を集約、人員減で26年にコスト16億円削減。リチウム電池用分散液は来期に数量増、利益貢献。

2022年8月5日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益-0.0%の130.00億円、経常利益-9.3%の140.00億円の減収・減益の見通し。

コロナ相場の急落で2020年3月17日に1580円で底打ちし、3月30日に2230円まで自律反発し、4月3日に1817円まで下げて、高値2230円、安値1817円とする右肩下がりの直角三角形(A)の保ち合いを形成しました。この保ち合いの中のもみあいで、2021年1月20日の1829円を安値に短期の上昇トレンド(B)を形成し、この上昇トレンド(B)の中で、保ち合いを上放れし4月12日に2169円まで上昇後、反落して7月9日に1896円まで下げ、ここから再上昇となって9月14日に2200円の年初来高値をつけました。ここをピークに短期の急落トレンド(C)となり、2022年3月8日に1718円で当面の底打ちとなりました。ここから4月5日に1983円まで反発し、4月13日に1873円まで押し目を入れてもみあい、6月8日に2014円の高値をつけて、7月6日に1867円まで下げるというもみあいが続いています。昨年の9月14日の2200円のピークから今年の3月14日の信用期日も経過し、9月14日で1年経過となりますので、十分な調整をしていると思われます。
 

 

<7463> アドヴァングループ

四季報より 業種:小売業。

【特色】石材、タイルから住宅設備、施工まで手がける総合メーカー標榜。高品質、高意匠商品が中心

【上向く】建材は上海都市封鎖影響で部材入荷遅れ工事遅延あるが、大型再開発関連の受注順調。住宅、マンション向けは住宅設備機器の販売伸ばし増勢。飲食店舗向けも回復。6月値上げが貢献。営業増益。デリバティブ益残れば表記経常益。連続増配。

【攻 勢】住宅設備機器は住宅メーカー向け拡販。22年6月に大阪、福岡、名古屋のショールームが改装オープン、集客力強化。

2022年7月4日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+25.4%の48.00億円、経常利益-10.5%の51.50億円の増収・減益の見通し。

コロナ相場の急落で2020年3月13日に850円で当面の底打ちとなり、短期の下降トレンド(A)を形成しました。この中で3月27日に1171円まで自律反発し、ここからの反落で4月15日の1000円の安値から大幅上昇となって6月16日に1388円まで上昇しました。ここから8月17日に1201円まで押し目を入れ再上昇となって、11月12日に1454円の高値をつけました。ここをピークに12月22日に1189円まで下げ、もみあったあと2021年1月12に1393円の長い上ヒゲを出し、1月8日の1245円を終値とする、短期の下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で、8月20日に865円の安値をつけ、9月27日に1008円まで上昇したあと、880~1000円のボックス相場の中の動きとなり、今年の1月4日の1005円を高値に下放れとなり、5月13日の731円で底打ちとなって小さな三角保ち合いを形成し、8月15日に829円で上放れ(買転換)となっています。
 

 

<3405> クラレ

四季報より 業種:化学。

【特色】高機能樹脂ポバール等とそれを加工した各種フィルムが柱。首位品多い。イソプレン、繊維等も

【連続増益】メタクリル苦戦。光学フィルム横ばい。が、包装容器用等のエバールや、ポバール樹脂が原価高の価格転嫁進み採算改善。営業益続伸。訴訟関連特損減。23年12月期はイソプレン等新工場の償却重い。

【エバール】食品包装用途中心に需要強く、欧州では24年までにベルギーの工場ライン増強。ロープ用等で好調の高強力ポリアリレート繊維は早期の生産力強化検討。

2022年8月10日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+8.0%の780.00億円、経常利益+9.1%の750.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

コロナ相場の急落で2020年3月17日に920円で底打ちとなり、ここからの反発で6月9日に1278円まで上昇し、ここから短期の下降トレンド(A)を形成し、この中で10月30日に962円まで下落しました。ここを2点底にして反発し、下降トレンド(A)を上にぬけて2021年3月25日に1355円の年初来高値をつけました。ここをピークに7月9日の977円、12月1日の937円、今年の3月9日の950円とピークから1年かけて3点底をつけて、6月8日には1163円の年初来高値となりました。ここをピークに1045~1084円のボックス相場となって下値を確認しているところです。
 

 

<4188> 三菱ケミカルグループ

四季報より 業種:化学。

【特色】総合化学首位。化学・レイヨン・樹脂が合併した三菱ケミカルが中核。製薬や産業ガス等も

【小反落】エンプラなどの機能商品は価格転嫁進み伸長。産業ガス堅調。ただ、石化が在庫評価益縮小し利益反落。医薬はコロナワクチン供給開始遅れ下振れ。アルミナ繊維事業の売却益も剥落し、営業益やや後退。

【誤 算】傘下カナダ企業のコロナワクチンは商用生産で問題発生、契約結ぶ現地政府への供給開始メド立たず。英国で食品包装材向け樹脂増強、25年稼働で生産力倍増。

2022年8月3日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+8.6%の2770.00億円、経常利益-8.4%の2660.00億円の減収・減益の見通し。

コロナ相場の急落で2020年3月13日に547円で底打ちとなり、3月27日に683円まで反発し、560~682円のボックス相場(A)の動きとなりました。この中で11月5日の543円を2点底にして上放れし、上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2021年9月14日に1063円まで上昇して年初来高値をつけ、ここをピークに調整入りとなりました。その後12月2日に810円まで下げて、2022年1月14日に920円まで反発するものの、3月9日に717円まで下げたあとは下向きの三角保ち合い(C)となっています。この中でもみあって煮詰まり8月4日に704円まで下げて下値を確認する動きとなっています。
 

 

配信元: みんかぶ株式コラム

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