―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 日本ハウス <1873>
22年10月期第3四半期累計(21年11月-22年7月)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の4.2億円に急拡大したが、通期計画の38.9億円に対する進捗率は11.0%となり、5年平均の13.0%とほぼ同水準だった。
★No.2 アイル <3854>
22年7月期の連結経常利益は前の期比14.3%増の21.2億円になり、23年7月期も前期比14.4%増の24.2億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
★No.3 サムコ <6387>
22年7月期の経常利益(非連結)は前の期比41.9%増の14.8億円に拡大し、23年7月期も前期比6.7%増の15.8億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<1873> 日本ハウス 東P +8.13 9/ 5 3Q 209.42
<3854> アイル 東P +5.18 9/ 7 本決算 14.38
<6387> サムコ 東P +2.85 9/ 8 本決算 6.68
<2217> モロゾフ 東P +2.66 9/ 7 上期 62.64
<1928> 積水ハウス 東P +2.53 9/ 8 上期 32.58
<7196> Casa 東P +1.08 9/ 8 上期 -33.79
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース
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