くら寿司、今期営業を一転赤字に下方修正

　くら寿司 <2695> [東証Ｐ] が9月6日大引け後(15:00)に決算を発表。22年10月期第3四半期累計(21年11月-22年7月)の連結営業損益は3.8億円の赤字(前年同期は8.1億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の28.2億円の黒字→9億円の赤字(前期は26.7億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結営業損益も従来予想の25億円の黒字→12.2億円の赤字(前年同期は31億円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である5-7月期(3Q)の連結営業損益は7億円の赤字(前年同期は12.4億円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-3.5％→-1.6％に改善した。

株探ニュース