<動意株・9日>(大引け)=チャームケア、りたりこ、シンバイオなど
チャーム・ケア・コーポレーション<6062.T>=急反発。同社は8日取引終了後、23年6月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比87.5%増の43億3000万円としていることや、期末一括配当計画を前期比5円増配の22円としていることが好感されているようだ。売上高は同39.2%増の404億6000万円を予想している。介護事業の着実な成長と不動産事業の拡大を見込み、固定費は売上高の拡大にかかわらず一定の増加にとどまるとみている。
LITALICO<7366.T>=ストップ高。8日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高56億6500万円(前年同期比22.1%増)、営業利益7億200万円(同76.6%増)、純利益3億6700万円(同3.2倍)と大幅増益となったことが好感されている。LITALICOワークス、LITALICOジュニア事業で既存・新規店舗ともに集客が順調に推移したことが寄与した。また、LITALICOプラットフォーム事業で契約事業所数が順調に増加したことに加え、福祉ソフトを値上げした効果も寄与した。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高240億円(前期比21.6%増)、営業利益31億円(同26.8%増)、純利益14億5000万円(同34.5%増)の従来見通しを据え置いている。
シンバイオ製薬<4582.T>=大幅高で5日続伸。この日、抗ウイルス薬ブリンシドフォビル注射剤(BCV)について、米国の国立衛生研究所に所属する国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)と共同研究試料提供契約を締結したと発表しており、これが材料視されている。契約に基づき、同社はNINDSにBCVを提供し、NINDSはヘルペスウイルス科に属するウイルスの一種であるエプスタイン・バー・ウイルス感染が原因となる疾患に対するBCVの潜在的な効果を評価する非臨床試験を実施する。なお、同件による22年12月期業績への影響はないとしている。
NISSHA<7915.T>=急反発で年初来高値を更新。8日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を1784億円から1900億円(前期比0.4%増)へ、営業利益を125億円から145億円(同16.5%減)へ、純利益を100億円から135億円(同14.9%減)へ上方修正したことが好感されている。半導体などの供給制約の影響で一部の製品需要が弱含んだものの、産業資材事業の加飾製品や蒸着紙、メディカルテクノロジー事業の医療機器CDMO(医薬品製造開発受託)などの需要が前回の想定を上回って推移する見通しという。また、想定為替レートを1ドル=113円から125円へ見直したことも織り込んだ。同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高882億1700万円(前年同期比9.6%減)、営業利益62億6700万円(同42.3%減)、純利益79億300万円(同25.5%減)だった。
ニチコン<6996.T>=物色人気加速で5日続伸。同社が8日取引終了後に発表した22年4~6月期決算は営業利益が前年同期比4倍の25億2800万円と急拡大した。主力のコンデンサー事業は産業機械向けを中心に高水準の受注を獲得しており、全体業績を押し上げている。また、電気自動車(EV)向けなどを中心にフィルムコンデンサーも需要開拓が進み収益に貢献している。これを好感する買いが優勢となった。6月8日に1445円の年初来高値をつけていたが、寄り付き時点でここを上回り新高値となった。
ホープ<6195.T>=急伸。同社は自治体が保有する広告枠の販売代行や冊子制作などを手掛ける。元来主力だった電力事業からの撤退でトップラインの減少が著しいが、広告関連の出稿増加で足もとの業績は大底を脱している。同社が8日取引終了後に発表した22年4~6月期決算は最終損益が1億6400万円の黒字となり、23年3月期通期計画の7600万円の黒字を超過した。これを手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金が流入する格好となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
LITALICO<7366.T>=ストップ高。8日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高56億6500万円(前年同期比22.1%増)、営業利益7億200万円(同76.6%増)、純利益3億6700万円(同3.2倍)と大幅増益となったことが好感されている。LITALICOワークス、LITALICOジュニア事業で既存・新規店舗ともに集客が順調に推移したことが寄与した。また、LITALICOプラットフォーム事業で契約事業所数が順調に増加したことに加え、福祉ソフトを値上げした効果も寄与した。なお、23年3月期通期業績予想は、売上高240億円(前期比21.6%増)、営業利益31億円(同26.8%増)、純利益14億5000万円(同34.5%増)の従来見通しを据え置いている。
シンバイオ製薬<4582.T>=大幅高で5日続伸。この日、抗ウイルス薬ブリンシドフォビル注射剤(BCV)について、米国の国立衛生研究所に所属する国立神経疾患・脳卒中研究所(NINDS)と共同研究試料提供契約を締結したと発表しており、これが材料視されている。契約に基づき、同社はNINDSにBCVを提供し、NINDSはヘルペスウイルス科に属するウイルスの一種であるエプスタイン・バー・ウイルス感染が原因となる疾患に対するBCVの潜在的な効果を評価する非臨床試験を実施する。なお、同件による22年12月期業績への影響はないとしている。
NISSHA<7915.T>=急反発で年初来高値を更新。8日の取引終了後、22年12月期の連結業績予想について、売上高を1784億円から1900億円(前期比0.4%増)へ、営業利益を125億円から145億円(同16.5%減)へ、純利益を100億円から135億円(同14.9%減)へ上方修正したことが好感されている。半導体などの供給制約の影響で一部の製品需要が弱含んだものの、産業資材事業の加飾製品や蒸着紙、メディカルテクノロジー事業の医療機器CDMO(医薬品製造開発受託)などの需要が前回の想定を上回って推移する見通しという。また、想定為替レートを1ドル=113円から125円へ見直したことも織り込んだ。同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高882億1700万円(前年同期比9.6%減)、営業利益62億6700万円(同42.3%減)、純利益79億300万円(同25.5%減)だった。
ニチコン<6996.T>=物色人気加速で5日続伸。同社が8日取引終了後に発表した22年4~6月期決算は営業利益が前年同期比4倍の25億2800万円と急拡大した。主力のコンデンサー事業は産業機械向けを中心に高水準の受注を獲得しており、全体業績を押し上げている。また、電気自動車(EV)向けなどを中心にフィルムコンデンサーも需要開拓が進み収益に貢献している。これを好感する買いが優勢となった。6月8日に1445円の年初来高値をつけていたが、寄り付き時点でここを上回り新高値となった。
ホープ<6195.T>=急伸。同社は自治体が保有する広告枠の販売代行や冊子制作などを手掛ける。元来主力だった電力事業からの撤退でトップラインの減少が著しいが、広告関連の出稿増加で足もとの業績は大底を脱している。同社が8日取引終了後に発表した22年4~6月期決算は最終損益が1億6400万円の黒字となり、23年3月期通期計画の7600万円の黒字を超過した。これを手掛かり材料に上値を見込んだ投資資金が流入する格好となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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