決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … アドテスト、ＯＬＣ、三井住友トラ (7月28日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の7月27日から28日の決算発表を経て29日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ペガサス <6262>
　23年3月期の連結経常利益を従来予想の18億円→23.6億円(前期は19.4億円)に31.1％上方修正し、一転して21.6％増益見通しとなった。

★No.3　ベネ・ワン <2412>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.3％増の29.4億円となり、4-9月期(上期)計画の39.9億円に対する進捗率は73.8％に達し、5年平均の47.6％も上回った。

★No.4　邦ガス <9533>
　23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比91.2％増の142億円に拡大し、通期計画の230億円に対する進捗率は62.2％に達し、5年平均の47.2％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6262> ペガサス 　　　東Ｐ　　 +9.99 　　7/28　　　1Q　　　359.00
<4373> シンプレクス 　東Ｐ　　 +8.96 　　7/28　　　1Q　　　-27.34
<2412> ベネ・ワン 　　東Ｐ　　 +8.32 　　7/28　　　1Q　　　　2.29
<9533> 邦ガス 　　　　東Ｐ　　 +8.20 　　7/28　　　1Q　　　 91.16
<5481> 山陽鋼 　　　　東Ｐ　　 +7.85 　　7/28　　　1Q　　　　9.55

<6754> アンリツ 　　　東Ｐ　　 +5.60 　　7/28　　　1Q　　　 26.90
<9995> グローセル 　　東Ｐ　　 +5.22 　　7/28　　　1Q　　　363.64
<7570> 橋本総業ＨＤ 　東Ｐ　　 +4.67 　　7/28　　　1Q　　　　7.20
<9744> メイテック 　　東Ｐ　　 +4.47 　　7/28　　　1Q　　　 44.94
<7823> アトネイチャ 　東Ｐ　　 +3.79 　　7/28　　　1Q　　　 49.64

<3778> さくらネット 　東Ｐ　　 +3.70 　　7/28　　　1Q　　　219.40
<6504> 富士電機 　　　東Ｐ　　 +3.65 　　7/28　　　1Q　　　108.09
<8614> 東洋証券 　　　東Ｐ　　 +3.48 　　7/28　　　1Q　　　　赤転
<8871> ゴールドクレ 　東Ｐ　　 +3.14 　　7/28　　　1Q　　　363.61
<6857> アドテスト 　　東Ｐ　　 +3.02 　　7/28　　　1Q　　　 88.09

<4661> ＯＬＣ 　　　　東Ｐ　　 +2.86 　　7/28　　　1Q　　　　黒転
<7222> 日産車体 　　　東Ｐ　　 +2.85 　　7/28　　　1Q　　　　赤転
<5659> 日精線 　　　　東Ｐ　　 +2.48 　　7/28　　　1Q　　　 30.12
<3771> システムリサ 　東Ｐ　　 +2.08 　　7/28　　　1Q　　　 67.70
<8309> 三井住友トラ 　東Ｐ　　 +1.87 　　7/28　　　1Q　　　 30.67

<2692> 伊藤忠食 　　　東Ｐ　　 +1.83 　　7/28　　　1Q　　　 14.56
<4812> ＩＳＩＤ 　　　東Ｐ　　 +1.71 　　7/28　　上期　　　 49.70
<4307> 野村総研 　　　東Ｐ　　 +1.40 　　7/28　　　1Q　　　　3.93
<9889> ＪＢＣＣＨＤ 　東Ｐ　　 +1.12 　　7/28　　　1Q　　　 23.39
<8877> エスリード 　　東Ｐ　　 +0.53 　　7/28　　　1Q　　　620.34

<8628> 松井 　　　　　東Ｐ　　 +0.50 　　7/28　　　1Q　　　 -9.44
<4902> コニカミノル 　東Ｐ　　 +0.43 　　7/28　　　1Q　　　　赤転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした29日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース