住友鉱は底値圏で売り物吸収、パワー半導体材料開発ライン新設が株価刺激材料に
住友金属鉱山<5713.T>は売り買い交錯ながら頑強で、底値圏離脱を探る動きにある。株価は銅市況や金市況などの下落を背景に6月中旬以降大幅な調整に見舞われたが、前週は売り飽き気分が台頭し戻りに転じる兆しをみせていた。電子材料部門も収益の柱の一つを担っており、次世代パワー半導体材料の製造などにも積極的に取り組んでいる。そうしたなか、前週末22日に同社は、子会社のサイコックスがSiC(炭化ケイ素)基板の8インチウエハー開発ラインを新設することを発表、これが足もとの株価を刺激する材料としてマーケットの視線を集めている。
出所:MINKABU PRESS
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