紀文食品は上値指向鮮明、ディフェンシブの強み発揮し値上げ効果も株高後押し
紀文食品<2933.T>は全般地合い悪に抗し上値指向が鮮明、一時16円高の996円まで買われ、5月30日ザラ場以来となる4ケタ大台復帰を視界に捉えている。ちくわや蒲鉾、はんぺんなど水産練り製品や総菜などの製造販売を手掛けている。世界的な金利上昇局面でグロース(成長)株に逆風が強まるなか、相対的に優位なディフェンシブセクターの一角として継続的な買いを引き寄せている。また、原料コストの上昇を製品値上げでカバーしやすい業態であることも強みで、既に8月から946品目の値上げを発表しており、株高を後押ししている。PER10倍台と株価指標面で割高感はなく、株価3ケタ台にもかかわらず信用買い残が25万株程度と低水準にとどまっており、株式需給面でも軽さがある。
出所:MINKABU PRESS
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