決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … ラクーンＨＤ、ｇｕｍｉ、鳥貴族ＨＤ (6月10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の6月9日から10日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　トーホー <8142>
　23年1月期の連結経常利益を従来予想の6.5億円→13.5億円(前期は1.7億円)に2.1倍上方修正し、増益率が3.7倍→7.6倍に拡大する見通しとなった。

★No.3　鳥貴族ＨＤ <3193>
　22年7月期第3四半期累計(21年8月-22年4月)の連結経常損益は18.1億円の黒字(前年同期は20.2億円の赤字)に浮上して着地した。

★No.4　ダイオーズ <4653>
　22年3月期の連結経常損益は11.6億円の黒字(前の期は15.9億円の赤字)に浮上し、23年3月期の同利益は前期比29.8％増の15.1億円に伸びる見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<8142> トーホー 　　　東Ｐ 　 +12.97 　　6/10　　　1Q　　　　黒転
<3903> ｇｕｍｉ 　　　東Ｐ 　 +12.22 　　6/10　本決算　　　　　－
<3193> 鳥貴族ＨＤ 　　東Ｐ　　 +4.55 　　6/10　　　3Q　　　　黒転
<4653> ダイオーズ 　　東Ｐ　　 +3.90 　　6/10　本決算　　　 29.85
<4996> クミアイ化 　　東Ｐ　　 +3.84 　　6/10　　上期　　　 76.70

<3031> ラクーンＨＤ 　東Ｐ　　 +2.33 　　6/10　本決算　　　 14.54
<4441> トビラシステ 　東Ｐ　　 +1.46 　　6/10　　上期　　　 -5.24
<3458> ＣＲＥ 　　　　東Ｐ　　 +0.12 　　6/10　　　3Q　　　 43.16

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース