空港施設、上期経常を0.3％下方修正、通期も減額

　空港施設 <8864> [東証Ｐ] が6月9日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の11億7800万円→11億7400万円(前年同期は19億6800万円)に0.3％下方修正し、減益率が40.1％減→40.3％減に拡大する見通しとなった。
　上期業績の悪化に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の16億0100万円→15億9700万円(前期は29億6200万円)に0.2％下方修正し、減益率が45.9％減→46.1％減に拡大する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の10億9900万円→13億1000万円(前期は8億2100万円)に19.2％上方修正し、増益率が33.9％増→59.6％増に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、2021年３月期の税務申告について、税務当局より行政指導がありました。これについて、税務当局との間で見解の相違があるものの、2021年３月期における法人税及び消費税の修正申告を行いました。これにより、控除対象外消費税等として取扱っていたものが、控除対象となったことから、特別利益として還付消費税等315百万円を当第１四半期会計期間で計上する予定となりました。　なお、上記の特別利益の発生に伴い、過年度法人税等100百万円も計上する予定となります。