~可塑剤の移行で粘着力が低下する塩ビ基材用途で水性化を実現~
トーヨーケム株式会社(代表取締役社長 町田 敏則、東京都中央区)は、基材のポリ塩化ビニル(塩ビ)に含まれる可塑剤が粘着剤に移行せず、経時で粘着力が低下しにくい耐可塑剤性水系粘着剤「オリバイン(R) BPW 6613」「オリバイン(R) BPW 6614」を開発いたしました。
国内で使用される壁紙の約9割は塩ビ製です。塩ビには樹脂を柔らかくするために添加剤として可塑剤が使われており、その可塑剤が粘着剤に移行することで時間の経過とともに粘着力が低下し、貼り付け後に浮きや剥がれが起こることがあります。そのため、これまでは耐可塑剤性を有する溶剤系の粘着剤で施工することが一般的でした。
この度トーヨーケムが開発した「オリバイン(R) BPW 6613(高粘度タイプ)」「オリバイン(R) BPW 6614(粘度調整タイプ)」は水系の耐可塑剤性粘着剤です。従来の水系粘着剤とは異なる特殊な組成設計により、可塑剤が粘着剤に移行することを防ぐことで、粘着力低下の抑制に成功しました。本開発品は、70℃ 3日経時後の粘着力の保持率が94%と溶剤系と同等以上の性能を有し、かつ有機溶剤を含まずホルムアルデヒド放散量がF☆☆☆☆(フォースター)相当(*)であることを外部評価機関で確認しており、屋内用途でより安心してご使用いただけます。
また本開発品は、ワイヤーハーネスなどの自動車部品、ビニールハウス補修テープ等の農業資材といった様々な用途の塩ビ基材の粘着シートやテープの水系化を実現し、お客様やエンドユーザ様のSDGs目標やサステナビリティへの取り組みに貢献いたします。
トーヨーケムはポリマー・テクノロジーから生まれた要素技術を、お客様のニーズとマッチングさせ、イノベーション製品を開発することで環境負荷を低減し、循環型社会の実現へ向けて貢献していきます。
F☆☆☆☆:ホルムアルデヒドの放散量の性能区分を表すホルムアルデヒド等級の最上位規格を示すマーク
TOYOCHEM、TOYOCHEMロゴ、およびオリバインは、東洋インキSCホールディングス株式会社の商標もしくは登録商標です。
トーヨーケム株式会社(代表取締役社長 町田 敏則、東京都中央区)は、基材のポリ塩化ビニル(塩ビ)に含まれる可塑剤が粘着剤に移行せず、経時で粘着力が低下しにくい耐可塑剤性水系粘着剤「オリバイン(R) BPW 6613」「オリバイン(R) BPW 6614」を開発いたしました。
国内で使用される壁紙の約9割は塩ビ製です。塩ビには樹脂を柔らかくするために添加剤として可塑剤が使われており、その可塑剤が粘着剤に移行することで時間の経過とともに粘着力が低下し、貼り付け後に浮きや剥がれが起こることがあります。そのため、これまでは耐可塑剤性を有する溶剤系の粘着剤で施工することが一般的でした。
この度トーヨーケムが開発した「オリバイン(R) BPW 6613(高粘度タイプ)」「オリバイン(R) BPW 6614(粘度調整タイプ)」は水系の耐可塑剤性粘着剤です。従来の水系粘着剤とは異なる特殊な組成設計により、可塑剤が粘着剤に移行することを防ぐことで、粘着力低下の抑制に成功しました。本開発品は、70℃ 3日経時後の粘着力の保持率が94%と溶剤系と同等以上の性能を有し、かつ有機溶剤を含まずホルムアルデヒド放散量がF☆☆☆☆(フォースター)相当(*)であることを外部評価機関で確認しており、屋内用途でより安心してご使用いただけます。
また本開発品は、ワイヤーハーネスなどの自動車部品、ビニールハウス補修テープ等の農業資材といった様々な用途の塩ビ基材の粘着シートやテープの水系化を実現し、お客様やエンドユーザ様のSDGs目標やサステナビリティへの取り組みに貢献いたします。
トーヨーケムはポリマー・テクノロジーから生まれた要素技術を、お客様のニーズとマッチングさせ、イノベーション製品を開発することで環境負荷を低減し、循環型社会の実現へ向けて貢献していきます。
F☆☆☆☆:ホルムアルデヒドの放散量の性能区分を表すホルムアルデヒド等級の最上位規格を示すマーク
TOYOCHEM、TOYOCHEMロゴ、およびオリバインは、東洋インキSCホールディングス株式会社の商標もしくは登録商標です。
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