戸田工業<4100>は18日、フェライトPPS(ポリフェニレンサルファイド)コンパウンドの設計を見直すことで、高靭性・高耐ヒートショック性化や腐食性ガス発生量の低減に成功したことを発表。
同社は、車載用等のモーターやセンサー向けに用いられる射出成形用ボンド磁石材料の開発製造に注力している。
高靭性・高耐ヒートショック性フェライトPPSコンパウンドは、従来品よりも1.25倍高い靭性で、高温での連続使用による耐久性にも優れ、高い耐ヒートショック性を実現している。金属インサート成形部品の薄肉化や複雑形状が可能となり、部品設計の自由度と生産性の向上が期待できる。
腐食性ガス低減フェライトPPSコンパウンドは、従来品に比べて射出成形時の腐食性ガス発生量を9割以上大幅に削減でき、金型へのダメージが軽減され、金型の長寿命化やメンテナンス頻度の低減に繋がり、生産性の向上が期待できる。
同社は今後、モーター周辺部材やセンサー部品を中心とした自動車をはじめ、家電部品用途へのサンプルワークを本格的に開始し、量産化を検討していく。
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同社は、車載用等のモーターやセンサー向けに用いられる射出成形用ボンド磁石材料の開発製造に注力している。
高靭性・高耐ヒートショック性フェライトPPSコンパウンドは、従来品よりも1.25倍高い靭性で、高温での連続使用による耐久性にも優れ、高い耐ヒートショック性を実現している。金属インサート成形部品の薄肉化や複雑形状が可能となり、部品設計の自由度と生産性の向上が期待できる。
腐食性ガス低減フェライトPPSコンパウンドは、従来品に比べて射出成形時の腐食性ガス発生量を9割以上大幅に削減でき、金型へのダメージが軽減され、金型の長寿命化やメンテナンス頻度の低減に繋がり、生産性の向上が期待できる。
同社は今後、モーター周辺部材やセンサー部品を中心とした自動車をはじめ、家電部品用途へのサンプルワークを本格的に開始し、量産化を検討していく。
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