以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2022年5月9日14時に執筆
5月の決算発表を見ると、コロナ明けの好決算が多い印象ですねぇ。目下では、原油高や中国の新型コロナ感染拡大など先行きが不透明ながら、ここで好決算となった銘柄は市場の評価も高まると見ております。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
4月28日に日本自動車工業会が発表した2021年度の自動車輸出台数は、前年度比0.4%増の368万4025台となり、3年ぶりに増加しました。乗用車の輸出台数はあまり奮わなかったものの、アジア向けトラックの輸出が拡大した事で全体としてプラスに転じた模様です。
サプライチェーンの停滞や材料費の高騰など製造業にとっては苦境とも言える時期ですが、なんとデンソー<6902>は22年3月期決算で過去最高となる売上高を記録しました。23年3月期も5期ぶりとなる過去最高益を更新する見通しです。この決算は先行きが不安な未来に一筋の光となる気がしますな。
地政学リスクや部材費の高騰などを考えると、短絡的にこれから自動車メーカーの業績は回復へ向かうとは言い切れません。ただ、コロナで軒並み業績不振だった頃と比べれば、少しずつでも状況は改善しているように見えます。EV関連や自動運転など市場全体としては拡大傾向ですし、外部環境の悪材料は時間経過と共に落ち着きを取り戻すはずです。
直近の相場としては、日本がGW休業中に米株式市場は波乱となりました。その警戒感から日本株は好業績ながら、イマイチ株価が上がりきれない割安株も散見されます。ここまで外部環境の悪材料が原因で売られたのなら、警戒感が解けた後のリバウンドに期待してしまいますねぇ。業績好調な割安株を中心に業績相場となるかチェックして参ります。
トラック用フレームとアクスルで国内首位のプレス工業<7246>は、4月27日に上方修正を発表すると動意しました。タイや米国での売上が伸長した他、円安も業績寄与した模様です。東南アジアを中心にトラック需要が拡大している事を受けて、決算後の株価がどうなるか注視しております。
4月27日の決算発表で23年3月期の業績見通しが好感されたフタバ産業<7241>は、自動車マフラーで国内最大手の企業です。長らく下落基調となっていましたが、決算発表後に底値からの反発を確認しております。自社株買いの発表も好感されているようです。
こちらも4月27日の決算発表後に動意した太平洋工業<7250>は、併せて年間配当を1円増配して42円としました。PER・PBRは割安水準で、チャート(日足)は底値圏から25日線を上抜くと、下値を切り上げるか監視を強めていきたいところです。
ICテスト用ソケットなど半導体関連からバイオ関連まで幅広く精密加工プラスチックを手掛けるエンプラス<6961>は、光拡散レンズなど光学製品でも高い技術力を保持しています。4月28日の決算発表後に急動意すると、一気に年初来高値を更新しました。好業績に加えて増配の発表後もPBRは割安ですな。
東電系で送配電機器を主力としている東光高岳<6617>は、4月20日に上方修正を発表後に動意すると、同月27日の決算発表後にも下値を切り上げました。23年3月期の経常も過去最高益となる予想が好感されると、年初来高値を更新しております。
最後は、半導体向けリン系製品を主力とするラサ工業<4022>です。4月28日の上方修正で22年3月期の経常利益が4期ぶりに過去最高益となる予想を発表すると、窓を開け急動意しました。PER・PBRも割安水準であり、半導体関連の活況が業績寄与したようですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2022年5月9日14時に執筆
5月の決算発表を見ると、コロナ明けの好決算が多い印象ですねぇ。目下では、原油高や中国の新型コロナ感染拡大など先行きが不透明ながら、ここで好決算となった銘柄は市場の評価も高まると見ております。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
4月28日に日本自動車工業会が発表した2021年度の自動車輸出台数は、前年度比0.4%増の368万4025台となり、3年ぶりに増加しました。乗用車の輸出台数はあまり奮わなかったものの、アジア向けトラックの輸出が拡大した事で全体としてプラスに転じた模様です。
サプライチェーンの停滞や材料費の高騰など製造業にとっては苦境とも言える時期ですが、なんとデンソー<6902>は22年3月期決算で過去最高となる売上高を記録しました。23年3月期も5期ぶりとなる過去最高益を更新する見通しです。この決算は先行きが不安な未来に一筋の光となる気がしますな。
地政学リスクや部材費の高騰などを考えると、短絡的にこれから自動車メーカーの業績は回復へ向かうとは言い切れません。ただ、コロナで軒並み業績不振だった頃と比べれば、少しずつでも状況は改善しているように見えます。EV関連や自動運転など市場全体としては拡大傾向ですし、外部環境の悪材料は時間経過と共に落ち着きを取り戻すはずです。
直近の相場としては、日本がGW休業中に米株式市場は波乱となりました。その警戒感から日本株は好業績ながら、イマイチ株価が上がりきれない割安株も散見されます。ここまで外部環境の悪材料が原因で売られたのなら、警戒感が解けた後のリバウンドに期待してしまいますねぇ。業績好調な割安株を中心に業績相場となるかチェックして参ります。
トラック用フレームとアクスルで国内首位のプレス工業<7246>は、4月27日に上方修正を発表すると動意しました。タイや米国での売上が伸長した他、円安も業績寄与した模様です。東南アジアを中心にトラック需要が拡大している事を受けて、決算後の株価がどうなるか注視しております。
4月27日の決算発表で23年3月期の業績見通しが好感されたフタバ産業<7241>は、自動車マフラーで国内最大手の企業です。長らく下落基調となっていましたが、決算発表後に底値からの反発を確認しております。自社株買いの発表も好感されているようです。
こちらも4月27日の決算発表後に動意した太平洋工業<7250>は、併せて年間配当を1円増配して42円としました。PER・PBRは割安水準で、チャート(日足)は底値圏から25日線を上抜くと、下値を切り上げるか監視を強めていきたいところです。
ICテスト用ソケットなど半導体関連からバイオ関連まで幅広く精密加工プラスチックを手掛けるエンプラス<6961>は、光拡散レンズなど光学製品でも高い技術力を保持しています。4月28日の決算発表後に急動意すると、一気に年初来高値を更新しました。好業績に加えて増配の発表後もPBRは割安ですな。
東電系で送配電機器を主力としている東光高岳<6617>は、4月20日に上方修正を発表後に動意すると、同月27日の決算発表後にも下値を切り上げました。23年3月期の経常も過去最高益となる予想が好感されると、年初来高値を更新しております。
最後は、半導体向けリン系製品を主力とするラサ工業<4022>です。4月28日の上方修正で22年3月期の経常利益が4期ぶりに過去最高益となる予想を発表すると、窓を開け急動意しました。PER・PBRも割安水準であり、半導体関連の活況が業績寄与したようですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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