滝上工、前期経常を46％上方修正

　瀧上工業 <5918> [東証Ｓ] が5月9日大引け後(16:10)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の1.5億円→2.1億円(前の期は12.8億円)に46.0％上方修正し、減益率が88.3％減→83.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.5億円の赤字→0.9億円の赤字(前年同期は10.1億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2022年３月期通期の連結業績につきまして、売上高は、当社の鋼構造物製造事業の橋梁売上高が増加したことに加え、材料販売事業の子会社売上高が増加したことにより、発表予想より微増する見込みであります。　連結損益につきましては、営業利益は発表予想通りの結果となる見込みでありますが、受取配当金等の営業外収益が想定を上回ることから、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、それぞれ前回発表予想を上回る見込みであります。