ＵＥＸが続伸、再販価格の見直しなど寄与し２２年３月期業績は営業利益が計画上振れ

　ＵＥＸ<9888.T>が続伸している。前週末２２日の取引終了後、集計中の２２年３月期連結業績について、売上高は４５０億円の従来見通しを据え置いた一方、営業利益は１９億円から２１億円へ、純利益は１２億円から１４億円へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。

　会計基準の変更に伴い前の期との比較はないものの、ＵＥＸ単体でメーカー値上げに対応した再販価格の見直しに注力した結果、売上総利益率が計画を上回ったことに加えて、期末にかけて為替レートが大幅に円安に動いたことで為替差益が発生した。

　また、利益の上振れに伴い、３４円を予定していた期末配当を３６円にするとあわせて発表した。年間配当は４０円（前の期７円）となる。

出所：MINKABU PRESS