三井松島HD、住石HDなどの上昇際立つ、石炭市況の中期上昇観測で業績後押しに期待◇
三井松島ホールディングス<1518.T>が急反発、一時7.3%高の2275円まで駆け上がったほか、株価低位の住石ホールディングス<1514.T>も7.8%高の193円まで買われる場面があった。原油価格の高騰はエネルギー価格全般にも波及しており、天然ガスや石炭などの化石燃料の市況高が顕著だ。市場では「石炭価格の上昇はウクライナ情勢など地政学リスクも絡み、今後も中期的に上昇基調は続く見通し。そうしたなか、前週16日に三井松島HDが石炭価格の上昇を理由に22年3月期の利益予想を大幅に引き上げ、配当も増額したことで、思惑だけではなく石炭市況高との収益連動性の高さが改めて認識された」(中堅証券ストラテジスト)とし、PER面でも割安感の強い同社株や住石HDの株価見直しムードが強まっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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