◆ “巻き戻し”進行 - 116円回復
「ウクライナ情勢」に大きな変化はないものの、昨日は「停戦への期待感」が台頭しました。
このため投資家心理は和らぎ、米株式は急反発を見せています。
一方で「米国のエネルギー供給懸念は限定的」との思惑が台頭しており、さらに「OPEC増産」への期待も膨らみました。
このため原油価格も急落しており、“リスク回避→円買い”は急速に巻き戻されました。
こうしてドル円は“115.941円”まで上昇しており、そして本日に入ってから“116円回復”に至っています。
◆ ただ数多くのイベントが…?
こうなると“もう一段の上値追い”も期待されるところですが、すぐ上の“116.20-35円”にはまたぞろドル売りオーダーが控えていると聞き及びます。
また「ロシア・ウクライナ・トルコの3ヶ国外相会合」が予定されており、さらに「ECB理事会」「米CPI」も控えています。
そうなるといつ“ヘッドラインに振り回される”に押し戻されてもおかしくなく、“攪乱的な動き”に発展しても何ら不思議ではないことになります。
期待が募る局面であるのは事実であり、“下値の堅さ”も相変わらずとは考えますが、本日に関しては「新規のポジション形成は手控えられる」と見たいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:116.406(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:116.346(1/4高値、2/10高値)
上値3:116.171(2/11高値、+2σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:116.016(ピボット1stレジスタンス、大台)
上値1:115.941(3/9高値)
前営業日終値:115.859
下値1:115.626(ピボット1stサポート)
下値2:115.551(3/9安値)
下値3:115.328(日足・一目均衡表基準線/転換線、20日移動平均線、ピボット2ndサポート)
下値4:115.233(3/8安値、ピボットローブレイクアウト)
下値5:115.101(50日移動平均線)
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