新潟交、非開示だった今期経常は赤字縮小、未定だった配当は無配継続

　新潟交通 <9017> [東証２] が2月9日後場(14:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は1.4億円の赤字(前年同期は10.1億円の赤字)に赤字幅が縮小した。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常損益が6億円の赤字(前期は8.7億円の赤字)に赤字幅が縮小する見通しを示した。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常損益は4.5億円の赤字(前年同期は1.3億円の黒字)に転落する計算になる。

　同時に、従来未定としていた期末一括配当を見送る(前期は無配)とし、無配継続する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比22.2％減の0.8億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の1.5％→3.1％に改善した。

株探ニュース