東陽倉、今期経常を11％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も0.5円増額

　東陽倉庫 <9306> が2月8日後場(14:40)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比24.3％増の16.6億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の18億円→20億円(前期は17.4億円)に11.1％上方修正し、増益率が2.9％増→14.4％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.4億円→9.4億円(前年同期は9.9億円)に26.9％増額し、減益率が25.0％減→4.8％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の9円→9.5円(前期は8.5円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比4.6％増の6.1億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の4.8％→5.6％に改善した。

株探ニュース