NY株式市場(3日)イングランド銀行が0.25%の追加利上げを実施ー4日の雇用統計に注目
3日のニューヨーク株式市場でダウ平均は売り優勢で取引が始まりそうだ。
本格化している主力企業の決算発表で注目されていたメタ決算が低調だったことからハイテク株中心に下押し圧力が強まろう。特にメタが発表した10~12月期決算は10期ぶりの減益となったほか、1株当たり利益もアナリスト予想を下回ったことから成長鈍化懸念が台頭しており、時間外取引で急落した流れを踏襲しそうだ。
ダウ平均は前日までの4日続伸で1400ドル以上上昇した反動から、ひとまず手仕舞い売りが先行して上昇一服となりそう。
イングランド銀行が0.25%の追加利上げを実施したことからFRBによる金融引き締め観測が高まりやすい相場環境が継続しそうだ。ウクライナ情勢を巡りバイデン政権が3000人規模の増派を明らかにするなど一段と緊張感が高まってきていることも買い手控えムードに拍車を掛けそうなほか、相場の関心が集中している4日の雇用統計を見極めたいとの姿勢から様子見ムードも広がりやすい1日となる。
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