ニホンフラッシュが逆行高で75日線上放れ、4~12月期営業3割増益で低PER魅力
ニホンフラッシュ<7820.T>が地合い悪に抗して続伸、一時5.6%高の1137円と値を飛ばし、中期波動の分水嶺である75日移動平均線を上放れた。同社はマンション向けを主力に住宅用内装ドアなどを手掛け、完全オーダーメイドによる多品種少量生産を特長としている。海外売上高比率が約7割と高いが、その大半は中国での展開によるものだ。前日の後場取引時間中に22年3月期第3四半期(21年4~12月)の決算を発表、営業利益が前年同期比31%増の37億8000万円と高い伸びを示した。中国の旺盛な住宅需要が追い風となっているほか、国内でも中部地方に重点を置いた営業活動を強化しており業績への貢献が期待される。PER8倍台で指標面でも割安さがあり、上値を見込んだ買いが続いている。
出所:MINKABU PRESS
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