ＮＳＤ、今期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も7円増額

　ＮＳＤ <9759> が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比16.8％増の84.8億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の107億円→114億円(前期は99.5億円)に6.5％上方修正し、増益率が7.5％増→14.5％増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の54億円→61億円(前年同期は53億円)に13.0％増額し、増益率が1.8％増→15.0％増に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の45円→52円(前期は42円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比21.8％増の31.8億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の15.4％→17.1％に上昇した。

株探ニュース