<注目銘柄>=ベル24HD、コロナ関連のスポット売り上げ継続に期待
ベルシステム24ホールディングス<6183.T>は、1月11日安値1195円を底に反発基調にあるが、PER13倍台と割安感があり、戻りを試す展開が期待できる。
1月12日に発表した第3四半期累計(3~11月)連結決算は、ワクチン接種の問い合わせなど新型コロナウイルス関連のスポット売り上げが牽引役となり、営業利益が106億6900万円(前年同期比5.1%増)となった。通期計画に対する進捗率が87%と高いことから上振れの公算が大きく、22年2月期の同利益は135億円前後を見込む調査機関もある。
注目されているのは23年2月期で、スポット売り上げの反動が懸念されているが、3回目のワクチン接種への対応が本格化しつつあることから、一定の規模が維持される見通し。また、コロナ関連以外でも、マイナンバーと健康保険証の統合案件などの引き合いが継続していることや、コロナ禍により保守的に運用されてきた顧客企業の採用・販促活動の本格化が見込まれること、伊藤忠商事<8001.T>とのシナジーの一層の発現などを考慮すると、増益基調を維持しそう。第3四半期決算発表時に配当予想の増額修正を発表したが、連続増益ならば増配も期待できよう。(仁)
出所:MINKABU PRESS
1月12日に発表した第3四半期累計(3~11月)連結決算は、ワクチン接種の問い合わせなど新型コロナウイルス関連のスポット売り上げが牽引役となり、営業利益が106億6900万円(前年同期比5.1%増)となった。通期計画に対する進捗率が87%と高いことから上振れの公算が大きく、22年2月期の同利益は135億円前後を見込む調査機関もある。
注目されているのは23年2月期で、スポット売り上げの反動が懸念されているが、3回目のワクチン接種への対応が本格化しつつあることから、一定の規模が維持される見通し。また、コロナ関連以外でも、マイナンバーと健康保険証の統合案件などの引き合いが継続していることや、コロナ禍により保守的に運用されてきた顧客企業の採用・販促活動の本格化が見込まれること、伊藤忠商事<8001.T>とのシナジーの一層の発現などを考慮すると、増益基調を維持しそう。第3四半期決算発表時に配当予想の増額修正を発表したが、連続増益ならば増配も期待できよう。(仁)
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