三菱UFJなどメガバンクが続落、ゴールドマンの決算受けた米金融株安が波及
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>をはじめメガバンクが揃って続落スタートとなった。米長期金利上昇を背景とした運用環境の改善期待を追い風に、PER、PBRともに割安感が際立ち、高配当利回りにも着目した買いが続いていたが、足もとでは利益確定を急ぐ動きが表面化している。ここにきてインフレに対する懸念からFRBの金融引き締め前倒しに対する思惑が一段と強まり、米国債券市場では長期金利の上昇基調が強まっている。金利上昇は大手金融株にとって基本的にプラス材料だが、前日はゴールドマン・サックス<GS>が発表した21年10~12月期決算が不調だったことで、株価は7%安と急落し、他の金融株も軒並みこれに追随して売り込まれるリスク回避色の強い地合いとなった。米国ではインフレに伴う賃金上昇圧力が警戒されており、金利上昇が金融株の買いに直結しない状況となっている。東京市場でもリスクオフの連鎖でメガバンクの上昇に歯止めがかかっている。
出所:MINKABU PRESS
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