NY株式市場(12日)ダウ平均は3万6300ドル台回復か⁈ー長期金利の上昇一服が続く
12日のニューヨーク株式市場でダウ平均は買い戻し先行で取引が始まりそうだ。
取引開始前に発表された2021年12月のCPI=消費者物価指数は、前年比で7.0%上昇とほぼ市場予想と一致したことから、FRBによる過度な早期利上げ観測が後退しよう。前日に上院銀行委員会で行われたパウエルFRB議長の再任に伴う指名承認をめぐる公聴会も波乱なく通過したことは投資家心理を好転させているほか、注目されている長期金利が一服商状にあることも相場の下支え要因となりそうだ。
ダウ平均は寄り付きで前日の終盤に切り返す展開となった流れを踏襲して節目の3万6300ドル台を回復して取引が始まろう。
ただ、ダウ平均は朝方の買いが一巡した後は、一段と買い上がる積極的な買い材料に乏しいことから10日移動平均線(3万6380ドル)を超えた水準から徐々に上値が重たくなってきてもおかしくない上、これまでのところ直近急落した反動による買い戻しの範囲内に止まることも想定しておきたい1日となる。
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