決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … ＷＡＣＵＬ、チムスピ、ＡＮＡＰ (1月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月7日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　ＷＡＣＵＬ <4173>
　22年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.3倍の1億3700万円に急拡大したが、通期計画の2億2800万円に対する進捗率は60.1％にとどまり、前年同期の75.0％も下回った。

★No.5　クオンタムＳ <2338>
　22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結最終損益は2億0300万円の赤字(前年同期は3億1100万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

★No.7　メディ一光Ｇ <3353>
　22年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比29.0％増の10.8億円に伸び、通期計画の12.9億円に対する進捗率は83.7％に達し、5年平均の72.8％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4397> チムスピ 　　　東Ｍ　　 +5.38 　　1/11　　　1Q　　　-97.30
<4173> ＷＡＣＵＬ 　　東Ｍ　　 +4.62 　　1/11　　　3Q　　　226.19
<5900> ダイケン 　　　ＪＱ　　 +2.49 　　1/11　　　3Q　　　-13.54
<3236> プロパスト 　　ＪＱ　　 +1.39 　　1/11　　上期　　　-25.62
<2338> クオンタムＳ 　東２　　 +0.91 　　1/11　　　3Q　　　　赤縮

<3189> ＡＮＡＰ 　　　ＪＱ　　 +0.75 　　1/11　　　1Q　　　　赤拡
<3353> メディ一光Ｇ 　ＪＱ　　 +0.55 　　1/11　　　3Q　　　 29.03
<9835> ジュンテン 　　東２　　 +0.48 　　1/11　　　3Q　　　-35.43
<2669> カネ美食品 　　ＪＱ　　 +0.46 　　1/11　　　3Q　　　737.65

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース