塩野義が逆行高、コロナ薬開発注力でディフェンシブ買いの流れ呼び込む
塩野義製薬<4507.T>が全体下げ相場に逆行高。前週25日に上場来高値8439円をつけたものの、その後は目先利益確定の売りで上昇一服となったが、きょうは改めて買い直されている。新型コロナウイルスの新たな変異株であるオミクロン株の出現は、株式市場や債券市場、外国為替市場などに波乱を呼んだが、そのなかディフェンシブ色の強い医薬品セクターには消去法的な買いが向かっている。特に、同社は新型コロナの飲み薬などに経営資源を積極的に投下する方針を明示しており、ファンド筋などの機関投資家マネーを呼び込んでいる。直近ではベトナム政府と新型コロナなどを含む感染症対策で基本合意するなど、海外との連携体制も進めている。
出所:MINKABU PRESS
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